百貨店バイヤーズ賞
-19回受賞-
繊研新聞社主催、百貨店のバイヤーからの推薦が多かったブランドに授与される「百貨店バイヤーズ賞」。キプリスは2003年〜2019年度、2022年〜2023年度連続受賞、トータル19回受賞しています。
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革のタンナーや革製品の製造、卸業などでつくる日本皮革産業連合会は、
皮革や革製品のサステナビリティを発信するステートメント「Thinking Leather Action」を策定しました。
革が副産物であること、皮を革にすることで環境に優しいことなど、
革がとてもサステナブルであることが分かりやすく書かれています。
ぜひ多くの方に正しく革製品について知ってもらい、
サステナブルについて考える機会にしていただければ嬉しいです。
革製品は、食肉用などの動物からお肉をいただくときに出る皮を活用してつくられています。
なので、動物の命を革製品のためだけにいただくということはありません。
残念ながら、製品を作るために動物の命をいただいていると誤解されてしまうことがあります。あくまで食用などに使われることのない、副産物=皮を使って革製品をつくっています。
食肉文化が続く限り、動物に感謝の想いを込めて、命の一部である皮を無駄なく革製品として活用していく。
肉を食べなくなれば、副産物の皮もなくなるので革製品もつくれなくなります。しかし、食肉文化があるかぎり、その一部である皮を捨てるのではなく活用すべきではないでしょうか?これは、古くから続くエコでサステナブルな活動なのです。
革製品を使うのをやめたとしても、皮は畜産から出続けます。
例えば牛の皮。その量はなんと、日本だけでも1年間に約100万頭分(2021年)。
もし活用しないとなると、ハンドバッグにして769万個分、革靴にして2,500万足分の皮を無駄に廃棄・焼却することになり、相当な二酸化炭素が排出されます。
もしも、これまで革で作っていたものを別のもので代替した場合、更なる二酸化炭素の排出につながる可能性も否定できません。皮を革製品に加工・活用することは、エコなサイクルのひとつとはいえないでしょうか?
皮をはじめとした動物のさまざまな部位は、化粧品や医療、油脂、コラーゲン、ゼラチン、肥料など、すべて余すことなく活用されています。
家畜として育てられた牛や豚は、あらゆる部位が無駄にされることなく活用されています。皮の有効利用もそのひとつなのです。
短いスパンで買い替えていくと、モノをつくるときと捨てるときに、地球環境への負荷がかかります。
一方で、革製品は丈夫で長持ち。
革は、長い目で見ると、地球にやさしくて、とってもエコな素材なんです。
革製品は適切なお手入れをすることで、永くお使いいただくことができる素材です。ひとつのものを捨てずに大切に使ってもらえることは作り手にとっても嬉しいこと。キプリスではレザーケアを推奨、ケア方法についても積極的に発信しています。
出典:Thinking Leather Action(TLA)リーフレット
革製品は、食肉の副産物(お肉をいただく際にでる皮を利用した素材)であり、
また、ライフサイクルアセスメントの観点から見てもエコな素材であるにも関わらず
「皮革/革製品のために動物を殺している」
「革製品をやめると畜産でのCO2が減る」
「天然皮革は代替素材や石油素材に比べて環境負荷が高い」
などの様々な誤解を受けています。
様々な皮革に対する誤解に対して消費者に正しい知識の理解促進していくため、
皮革産業連合会主導で推進されているプロジェクト。
その他取り組みに関する詳細はこちらをご覧ください。
革製品を長く使いたいけど「レザーグッズが色落ちしてしまった」
「自分でアフターケアしたいが、方法が分からない」といった
お客様からよくお寄せいただくご質問にお答えしました。
ものづくりについてのお話しや、
革についてちょっと詳しくなれるお話しをお伝えしていきます。
繊研新聞社主催、百貨店のバイヤーからの推薦が多かったブランドに授与される「百貨店バイヤーズ賞」。キプリスは2003年〜2019年度、2022年〜2023年度連続受賞、トータル19回受賞しています。