独特なシボ感がおりなす上品なツヤ&繊細なハリとコシ
細かい粒が密集したような独特のシボ感は、イタリアで施されたエンボス加工によるもの。複雑に光を反射し、透明感のある染色が、
このトートバッグに豊かな表情をあたえています。
上品なツヤ、ほどよいハリとコシのあるキップスキンを活かすため、切り目仕上げで仕立てました。
切り目仕上げとは、コバ(端)を磨いて綺麗にしていく技法。
まず、革の端部分を荒いヤスリからどんどん細かいヤスリに替えて磨いていき、断面を出来る限りまっすぐ平らに仕上げた後、
蜜蝋や着色の塗料を塗って、乾かし、塗って、乾かす、を繰り返して美しいコバを仕上げていく手法になります。
革の繊維の間に蜜蝋や着色の塗料が入りこみ、硬く固まるので、貼り合わせた部分が割れて拡がるということを防いでくれます。
この塗っては乾かすという繰り返しが非常に時間がかかる作業で美しいコバを仕上げていく手法で、手間のかかる職人技をさりげなく見せています。
さりげない差し色でモードな印象ビジネスユースのトートバッグ
- 前面のポケットは両脇のファスナーで大きく開く仕様。
物の出し入れがしやすく、機能的です。 - 金具を通す部分にパイプを入れてあり、持ち手の根元にかかる負荷を軽減しています。
- 付属には色味も質感も異なるカーフ素材を採用。
ブラック×ネイビーのカラーコンビネーションがポイント。 - コバ色もレッド系のカラーで、全体にさりげないモード感を演出。
ブローチ金具や曲線のカッティングなどディテールにもこだわりが!
メイン室はダブルファスナーで、側面まで大きく開きます。中はA4サイズのフォルダがスッと収まり、マチも135mmと大きく、大容量です。
両脇がファスナー仕様の前ポケット内装には、バッグ横幅と同幅のオープンポケットが1つ付いています。A4のクリアファイルも収納でき、すぐに取り出したい名刺入れやタブレット、手帳などを入れるのに便利です。