
希少な国産の水染めコードバンに
トスカーナの伝統的な鞣し製法の皮革を合わせた
オイルシェルコードバン&ヴァケッタレザー
希少な国産の水染めコードバンに、
イタリア・トスカーナ地方の伝統的な鞣し製法で作られた
ナチュラルなツヤとシボが美しいヴァケッタレザー(バケッタレザー)を
合わせたシリーズです。
タンニンで鞣されたコードバンとヴァケッタレザーは、
どちらも経年変化を堪能できる素材で、レザー愛好家に高い人気を誇ります。

新作「マネークリップ」&「L字ファスナー小銭入れ」登場!
革について
水染めコードバンOil Shell Cordovan
独特なツヤと透明感
深みのある色合いの
水染め馬革
原皮となるのは、馬の臀部の革です。馬の臀部には、繊維が緻密で丈夫な厚さ1~2mm弱の「コードバン層」と呼ばれる硬い層があり、革の床面(裏側)から少しずつ削りだして「コードバン層」を露出させます。タンニンなめしを施した上で、「グレージング」という革の表面をガラスで磨き上げる工程で、強い光沢を持つように仕上げたものがこの素材です。一枚一枚丁寧に磨き上げて仕上げられたコードバンは「革の宝石」にも例えられる美しさを誇ります。
薄くて軽く、牛革の3~5倍の繊維密度をもつ強度の高い美しい素材なので、手入れを行えば長く使い続けることができ、上質なものを長く使いたい人におすすめの素材です。
その中でも水染め仕上げのコードバンは特に手間と時間のかかる素材。水染めは幾重にも色を重ねて染めていく加工方法で、独特なツヤと透明感、深みのある色合いを表現することができます。
ヴァケッタレザーVacchetta leather
イタリア・トスカーナの伝統
ナチュラルなシボと
美しい光沢
ヴァケッタレザー(バケッタレザー)は、イタリア・トスカーナ地方で継承されている昔ながらの100%植物タンニンでのピット槽鞣し(※1)により作られる革で、ナチュラルなシボと美しい光沢が特徴です。ヴァケッタレザーの製法では、皮革に油分をじっくり染み込ませるため、多く含まれた油分による保護性が高く、ケアしながらご使用いただくと、時間の経過と共に空気中の湿度や温度変化を受けて、ヴァケッタ本来のツヤが出てきます。経年変化(エイジング)と共に革の美しさと、強さを実感していただけるのではないでしょうか。
※1 ピット槽鞣しタンニン剤を入れたピットという槽に皮を漬け込んで鞣す方法。広い敷地と、皮の芯までタンニンを含ませるための時間が必要とされるが、皮への負担が少なく、自然な風合いを活かせる。