艶やかな輝き!クロコダイル&シラサギレザー
「革の宝石」に喩えられる、グレージングクロコ
クロコダイル&シラサギレザーシリーズに使用しているのは、背の部分でカットし腹部を活かしたナイルクロコダイルの革です。
ナイルクロコダイルは長方形の鱗が細かく整然と並んでいます。通常クロコダイルの革は腹部の中央から脇腹に向かって、鱗(斑[ふ])が小さくなっていきます。この中央の竹の節のような「竹斑」から、丸い「丸斑(玉斑)」への変化が滑らかで、竹斑部分が多いのもナイルクロコダイルの特長です。
宝石にも喩えられる輝きは「グレージング加工」によるもの。ガラスや瑪瑙で磨き上げることで、エナメルとは違った上品で高級感のある艶を出すことができます。
内側にはシラサギレザーを使用
シラサギレザーが鞣されるのは日本の皮革産業一大集積地・兵庫県姫路市。革の本場ヨーロッパにも引けを取らない長い歴史と、高度な技術力を誇る姫路市の中でも、特にしっかりとしたコシのある鞣しを得意とするタンナーにてシラサギレザーは作られています。
輸入した原皮から、タンニンとクロームのコンビ鞣しにより、繊維の詰まったシワの出にくい下地を作り上げ、アンティーク加工とアニリン仕上げにより、独特のムラ模様と透明感をだしています。